子山羊の日記

寂しがり屋な女の独り言。

コロナ貯金

旦那の店がコロナショックの閉業で

そのまま解雇されることになった。

 

無職になった途端に

私はすぐ別の夜間の仕事を見付けて

花屋も掛け持ちで

以前にも増して忙しかったから

旦那は焦っているようだけど

元々、薄給で働き過ぎだったんだから

「失業手当もらえるし家賃ないから平気!

 家事も助かってるしゆっくり休みなよ。」

なんて呑気に構えている。

 

夫婦喧嘩で妻が殺傷されるという

ニュースが印象的だった。

コロナショックの影響で

収入が減り、口論の末の事だと言う。

 

本当にコロナは散々だけど

元々その家族が抱えている問題が

他で補え無くなった事により

殺し合いに発展してしまったのだ。

 

お金のこと。

夫婦生活のこと。

子供の教育。

世間体。

生きる目的。

色んなことを言い訳しながら我慢して

生きてきた私達がもがき苦しんでいる。

 

日本ではコロナのコの字も出てない時期に

彼の東京のマンションを引き払い

郊外のローンなしの我が家に越してきた旦那。

そのタイミングで2人の収入を合わせ、

給料日前の現在夫婦の預金残高は13万。

びっくりする旦那。

毎月13万貯金出来るの?!

 

子なし、ローンなしの私達の出来る所業だけど

コロナで旦那は職を失ってはいるが

当面は私の収入と旦那の失業手当だけでも

変わらない生活どころか少し貯金も増える。

 

だからこそ私達は

お金をただ貯金するだけじゃなく

お金の性質や私達夫婦にフィットする

関わり方を学ぶべきだと思っている。

 

苦労=現金は比例しないのは私の経験だ。

いくら現金があっても性質を理解していないと

お金はただただ流れていく。

 

この経済の大打撃は

「本来の自分の姿」を丸裸にして

しっかりと立たせてくれたとでも考えないと

人生を悲観し、呪ってしまいそうだ。