子山羊の日記

寂しがり屋な女の独り言。

人生の目的

私はずっと苦しかった。

30代半ばまで生きづらくてビクビクしてた。

良くも悪くも目立つ自分が嫌だった。

羨ましがられるのも苦手だった。

嘘みたいなポルターガイストや虫の知らせなど

第六感的な事を体験する我が身を呪った。

良い事と悪い事の波が激しくて

良い事が起きると次の不幸を憂いていた。

 

「間違った」こう自分を責めては

自尊心を自ら削っていった私は

いつも寂しくて色んなものに依存した。

 

そんな私は三十代半ば、絶望の淵、

夢の中で高層ビルから飛び降り自殺をした。

次の瞬間、幽霊になって後悔するという

擬似臨死体験を経て生まれ変わった。

もうそれは、ツキモノが落ちたように。

 

それから1年足らずで

「お花屋さんになる」という小さな夢を叶え

ソウルメイトと出会い、入籍までしている。

私は人生の目的をやっと見付けたのだ。

 

私に必要なものは「愛」だった。

私に必要なものは「家族」だった。

私に必要なものは「第六感を生かす事」だった。

 

今思えば過剰に物質の豊かさを

追い求めようとしたり、第六感を否定すると

いっつもしっぺ返しを喰らったような。

まるで「そうじゃない」と言わんばかりに。

 

第六感て、特別で異質で、

恥ずかしいものと思ってだけど

「そんな世界もあるよね。」

って今は許容できる。

 

私は「占い師」にはならないけど

愛する人の妻として生きて

花やクリエイティブを通した

ヒーラーとして生きてみようと思う。